Impressive Sounds

素敵な歌声や音楽を求めて。

INDEX:目次

いろいろ観た・聴いた感想を書いているわけだけど、無料版はてなブログWordpressみたいにメニューバーの項目を編集できないようなので。
(※ほんとはできるのかも。私が知らないだけなのかも。)
基本的には時系列にしか見えないのって見づらいなって自分が思って、整理のための記事、ディレクション

ちなみに…私がこのブログを始めたきっかけは最初にすでに書いていたりします。
impressivesounds.hatenablog.com


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終わりでやっと始まる感じ:Next To Normal 1/8ソワレ

TENTHは、シアタークリエ10周年記念コンサートだそう。
一部で「ネクスト・トゥ・ノーマル」「ニュー・ブレイン」「この森で、天使はバスを降りた」を週替り上演、二部ではこれまでシアタークリエの作品に出演した俳優たちがこの企画のためのガラコンサート。

昼に観たニューイヤーミュージカルコンサート2018ですでに脳のメモリをくわれつつあったせいか、頭痛に耐えながらネクスト~と二部のコンサートを観劇することに…。
正直なところ一部の衝撃ゆえ、二部は「楽しいコンサートだなぁ」「新納さんはじめ皆さんお話が上手だなぁ」「彩吹さん美脚だなぁ」とぼんやり過ごしてしまったので、一部の感想だけ。

ネクスト・トゥ・ノーマル
ダイアナ:安蘭けい
ゲイブ:海宝直人
ダン:岡田浩輝
ナタリー:村川絵梨
ヘンリー:村井良大
Dr.マッデン(Dr.ファイン):新納慎也



Next To Normal at 2009 Tony Awards


いつもどおりネタバレ炸裂、今回曲があまり覚えられなかったので聴覚情報よりもほぼ解釈情報。
そして咀嚼しきれてないからいつもよりやたら長いです。
あらすじはオフィシャルへ。
http://www.tohostage.com/tenth/one.html

幕開きの曲(ピアノに突然ドラムのタムが割り込むところとか)がかっこ良くて好きだなと思ってたら、ダイアナとゲイブが話し始める。
(私は、観る前に軽くYouTubeみたりして曲はちらほらちらっと聴いておいたのと、息子ゲイブは死んでるってのだけ知ってた。)

ゲイブは死んでるのは知ってたけど、あまりにもリアリティある話をしているので、早速「???」。
だって幻覚なら「愛しの息子~」とか「ぼくとあなたとはいつでも一緒~」とか抽象的で曖昧な話をすると思ってた。
なのに実際は「まだ起きてるの?」とか「お父さんに見つかるから裏口から出て」とか、年相応に生きててそこに物理的にいるのかと思うほど具体的。
海宝さんゲイブの役作りはそういう演出なのか、ふと存在感を潜めることはあったけど、とにかく幻覚感も幽霊感も皆無だった。

娘ナタリーとのなんだかどこか噛み合わない会話。
村川さんのナタリーはイライラした思春期の女の子感をしっかり演じていて、最初はなんでこんなケンカ越しなんだろうと思ったけど、話が進むにつれて意味がわかった(後述)。
地声が多いのにキンキンせずスッと通る素敵な声で、ミュージカルっぽくない歌唱が現代的ななこの作品によく合ってると思った。

悪天候なのに良い天気という妻を否定もせずやさしくサポートする夫ダン。
岡田さんのたれ目でやさしそうなお顔立ちも加勢して、グッドマン一家で一番やさしくて実は一番ハートが弱そう。
ゲイブなどいなかったかのようにふるまったり、おかしいことがあっても直視せず「よくなるよくなる」と何事も見ないふりをしたり。
岡田さんは歌がうーんという感じ(音はとれてそうなんだけど聴こえづらい)のところが多かったんだけど、お芝居が良かったしわかりやすいダンを見せていただいた感じ。

Just Another Dayの事細かな歌詞は覚えてないけど、安蘭さんのダイアナは賢そうなのに、この曲では一心不乱に「パーフェクトな家族」「みんな愛し合う」といったようなことをまくしたて歌ってた。
パーフェクトと普通は、この作中ではイコールなのかどうなのか。
Who's crazyでは、妻と自分はどちらが狂ってるのだろうという問いかけもあった。
あと愛し合わなければならないという強迫観念もあったのかなと、終わってみると思い出される。

Everything Elseでは、楽譜で全て定められたクラシックを弾いていると(考えなくて済む、だか、頭がからっぽになる、だったかで)落ち着くというナタリー。
対照的にクラシックには創作の余地がないから即興のあるジャズがいいというヘンリー。
どっちもやったことあるからどっちもわかる。
My PsychopharmacologistはMy Favorite Thingsのメロディーのパロディを入れながらダイアナのお気に入りの薬を歌ったり、新納さん演じるちょっとひょうきんなDr.ファインがおもしろかったり。

ヘンリーの村井さんは初めて見るけど、行けなかった「きみはいい人チャーリーブラウン」でも癒し系チャーリーだったようだし、今回のヘンリーも作中唯一のほっこり系キャラクターだった。
でもただほっこりなだけじゃなくてちゃんとナタリーを見守ってあげていて、あなどれない包容力がある感じ。
Perfect For Youでマリファナ?薬?を吸ったまま告白したところは逆効果だろと思ったけど。
声はいいけど、なんだか難しい歌が多かったみたいで少し聴きづらいとこあったかな。

I Miss The Mountainはダイアナが感情豊かだった頃を山に例えて歌ってるらしいけど、初見にはその比喩は難解すぎてわからなかった(終演後調べた)。

It's gonna be goodでやたら元気を出してるダンが、ゲイブのバースデーケーキをもってきたダイアナに彼はもういないんだと告げるシーン。
ダイアナが動転するのは当然として、ヘンリーのほうがもっとびっくりだったろうな。
席位置的に見えなかった。

ダイアナがダンに「あなたはなんにもわかってない!」というYou Don't Know 、ダンとゲイブが「君をわかってるのは僕だ!」とダイアナを挟んで歌いまくるI Am The One。
ダンとゲイブを交互に見て目を見開き続けるダイアナを見てて、これはさぞかし精神的にキツかろうと苦しくなった。
I Am The Oneはイェイイェイ言う曲なのだけど岡田さんが全然様になってなくて(日本人がイェイイェイ歌いこなすのは難しいもんね)、他方海宝さんは違和感なくイェイイェイめっちゃ歌いこなしててびっくり。

そしてナタリーが歌うSuperboy and the Invisible Girl、YouTubeで予習したときは「superboyってなんだよ?」と思った。
母ダイアナにとって息子ゲイブがsuperboy(すごい男の子=理想の息子)で、娘ナタリーは存在してないってことだった、なるほど。
ずっと俯瞰してたのが、このあたりからナタリーに寄って観ていた気がする。
ちゃんと自分は生きていて勉強だってピアノだってやってるのに、死んだ兄ばかり見てるなんてしんどいなと。

ダイアナにはDr.マッデンがロックンローラーのようにワイルドに見えてしまうというDoctor Rock、新納さんの振り切れっぷりがすごかった。
新納さん、パレードのときも見て今回も見て、やっぱりちょっと歌は?なところがあるんだけど、そんなの些細なことだくらいの思い入れとお芝居のアウトプットがある人なんだなって思って、それもすごいなと。

海宝さんのI'm AliveはSNS上で大評判だったけど、私がナタリー(最後は+ダン)に寄って観ていたせいか、ちょっと好きになれなかった曲。
ダイアナがつくりだしたゲイブ像ではあれど、家族3人みんなを悩ませていたわけなので。
それでも「僕は生きてるんだ!なかったことにするな!」という叫びは、特にダンに対しては痛切なものだったろうと。

Make Up Your Mind / Catch Me I'm Fallingというナンバーがあったようだけど、もう記憶に乏しい。
There's a World、ゲイブが急に生気を無くした様子でダイアナにそっと近寄り、自分のところにきたら苦しみから逃れられるよといいながら指1本ずつ手首を丁寧に掴んでた。
これがダイアナの自殺未遂を示唆してて、ダイアナの体験を追体験しているような感覚になって、こんなにぼんやり恐ろしいことをしてしまうかもしれないのかと怖く感じた。

ここで、良い人なのかそうでないのかよくわからないDr.マッデンが(自殺未遂に対して)悔しそうに「クソッ…!」と言っていた。
彼は(客観的に正しいかはわからないけど)自分の正しいと判断した指針を貫くある意味強い医師なのだと思った。

このままでは命さえ危険だからECT(電気けいれん療法)を受けよう、とダンが説得。
その最中、ゲイブはダンを凝視していたのだけど、怒り狂って睨んでるというのとも違うし、そんなことしないでと恐怖しているのとも違う、「また僕をなかったことにしようとするのか」と静かに責めるような目だったのが複雑。

ダイアナは回復しなきゃとは思ってるから、同意書にサインし、治療を実施、記憶が消えてしまう(A Light in the Darkはここだったか?)。
きっと思い出すよとか前向きに言うダンはほんとに事実を直視できないんだなと思ったし、亡き兄ゲイブに嫉妬しながらも母を愛しているナタリーは記憶が消えてしまったことにショックを受け、「最低!」と言い放つ。

個人的にナタリーは自身の境遇にも関わらず両親も兄のことも心の底では愛している愛情深い女の子だし、数々の衝撃にダメージを受けながらも毎回のように「最低!」と言っているのは、逆に誰よりもその衝撃に真正面から直面しているすごい女の子だと思う。
村川さんのナタリー、痛々しいけど愛情深くて、すごくすごく素敵な女の子。

何回か村井さんヘンリーのHeyって曲があって、ナタリーを気づかったり、そばにいるよって言ってあげたり、力になりたいのだと都度伝える。
それがまた過大なものでなく等身大のヘンリーの延長線上にそのままアウトプットしたようなやさしさで、ナタリーにはヘンリーがいてほんとによかったねと。
ナタリーは最後の最後に受け入れるまで拒み続けるけども。

Song for Forgetting、Better than Beforeと、忘れてしまったところからやり直そう、ほら思い出してきて前よりよくなってるよ、という流れ。
でもやっぱり過去はなかったことにはできないから思い出したいのに、忘れてしまったら何を忘れてしまったのかもわからないのだというダイアナのYou Don't Know(reprise)。

ダンがダイアナに渡さなかったオルゴールを、ゲイブがダイアナに渡して彼女はゲイブを思い出す。
ダンがオルゴールを叩きつけるのが先かダイアナがオルゴールでゲイブを寝かしつけていたことを語りだすのが先か、順番が思い出せないけど、自分の心の中で大人になったゲイブにダイアナが言及したところで、彼は赤ちゃんの頃に亡くなっていると告げられて混乱。
(あぁ、思い出して書いてるだけでつらくなってきた…)

新しい治療をマッデンに勧められてどうするのかと問うナタリーに、「私はあなたをダンスに連れていく(待っているヘンリーのもとへ行かせる)」と落ち着いた微笑みでダイアナが答えたところがとても印象深かった。
混乱してまだきっと全てを整理できてないだろうダイアナが、「あなたにはふつうをあげたかった、あなたはあなたの幸せを」と言ったのは本心だったろうと思われて。
きっと表に見える部分ではゲイブに囚われそうは見えなかっただろうけど、ゲイブの代わりにナタリーを生んだというのに女の子だから“ゲイブの代わりにならない”と愛してあげられなかったこと、心の底ではずっと懺悔の気持ちがあったんじゃないかなと私は想像したので。

それに対してナタリーが「ノーマルにはなれなくても、普通の隣くらいで十分」っていうのが、またこの子の愛情深さに涙がでてきてしまうMaybe(Next To Normal)だった。
そして待ったいたヘンリーが歌うPerfect For You(reprise)。
結局最後までこの作品で出てくる「パーフェクト」の意味するところはわからなかったけど、ナタリーに寄り添うよっていうやさしくフィットする気持ちが「パーフェクト」なんじゃないかなって私は思った。

「(ナタリーが自分が狂うかもと怯えるのに対し)僕だって狂うかも」と少しへらっと笑いながら歌うところなんか、映画「エターナル・サンシャイン」を思い出した。
(あの作品は「またうまくいかなくなるかも、でもそれでもいい、そこからまたやり直せば」っていう肩の力を抜いてくれるようなメッセージがあったと思ってる。)

So Anywayでダイアナが出ていく意味が劇中ではわからなかったけど、彼女が出ていって始めてダンはやっとゲイブに向き合ったんだなっていうのはわかった。
I Am the One(reprise)を歌うゲイブをダンはずっと見つめられなかったけど、やっと彼の存在を見つめて「ゲイブ…ガブリエル(ゲイブはガブリエルの愛称)」と言うダンは、もう声がかすれて聞き取るのがギリギリだったくらい。
見つめるのはつらかったろうけど、無視したままではずっと精神的に自由になれなかったろうから、目があってやさしく「やぁ、パパ」ってゲイブに言ってもらえたことは、バッドエンドではないと私には見えた。

ダンだってゲイブを愛してたから、存在してたことを認めると悲しくて辛くてどうしようもないから、なかったことにしてたんじゃないかな。
だとしたら彼はこれからその悲しさや辛さを受け止め続けなきゃいけないけど、マッデンに「だれか話を聞いてくれる人(セラピスト)を紹介しましょうか?」と聞かれてイエスと答えていたから、少しずつ向き合うんでしょう。

ラストナンバーLightは歌詞が聞き取れなかったのか忘れただけなのかもう全然わからないんだけど、タイトルに書いたとおり、ここがやっとグッドマン一家のスタートだなと。
ダイアナはゲイブが「死んだ」ことを受け入れ、ダンはゲイブが「生きていた」ことを受け入れ、ナタリーは自分が「存在すると思えるようになった」。
バースデーケーキが出てきたときは「これからもゲイブの誕生日祝うのかよ」と思ったけど、それはナタリーのためのものだとわかったとき、おぉ…ついに透明のガールは実在のガールになった…と感慨深く。

そんなわけで、ダイアナがクレジットの最初だしその次はゲイブだけど、私はナタリーとダンが救われる物語と受けとりました。
幕が降りてからは心があたたまるとか前向きになれるとかというのとは違って、やっとこの苦しい世界が終わった…と思ったかな。
それとともに、これから先の長い道のりも見えるような気がして、「普通」に囚われず生きるとはなんて難儀なんだ…というところまで勝手に意識がいってしまった。
ノートルダムでも思ったけど、「しんどくてもう二度と観れない」って思ったのに、思い返しているとまた観たいような気がしてくる不思議な作品だった。

長かった…でもどうしてもインプットしたものをアウトプットしておきたかった、覚えている限りでもいいから。
ちなみに海宝さんの歌聴くつもりで行ったけど村川さんと村井さんが気に入りました。
安蘭さん岡田さんもすごく説得力があって、こんなに大変な作品をよくぞ演じてくださいました。
海宝さんゲイブはタイトなTシャツて胸板厚かったけど、SNSで見かけた妖艶さとかは感じなかった。
ふつうに良い青年に育ったけど時々子ども返りして困らせてるように見えたかな。
実際のゲイブは赤ちゃんのとき死んでしまってるけど海宝さんのは赤ちゃん返りほどではないから、子ども返りって感じ。

実は10周年祝うどころか、今回初めてシアタークリエデビューだったけど。
だってウィキッド以外のミュージカルをコンスタントに観るようになって1年経ったか否かくらいだから。笑
まあもしかしたら、今回座ったのは前方(一桁後半列)だったから歌がちゃんと聴こえない、音のバランスが良くないと思ったのかもだけど、ちっちゃいから近いとか遠いとか気にしなくてよさそうなのはプラス要素だよね。

5人それぞれの個性のバランスの良さ:ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018 1/8公演

感想残してないけど、去年も行ってたこのコンサート。
今年の出演は5人。
LAURA MICHELLE KELLY(ローラ・ミシェル・ケリー)
GENEVIÈVE LECLERC(ジュヌヴィエーヴ・レクラーク)
ROBERT MARIEN(ロベール・マリアン)
MICHAEL ARDEN(マイケル・アーデン)
ANDY MIENTUS(アンディ・ミエンタス)


Bunkamura 東急シアターオーブ「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018」キャストメッセージ


7日まで年末年始海外逃亡してたので、これは行かないつもりでした(いつもつもりばっかり)。
が、ローラのAll That Matters、そして何よりマイケルのOut Thereが聴けるとなれば行かないわけにはいかなかった。

シアターオーブは何回も行ってて、S席は高い、A席は音が所によりダメ、っていう個人的に座席選択が難しい劇場。
今回は聴ければいいやと思ってB席(2階10列)にしたら、これが良かった!
おそらくスピーカーが自分の頭と同じくらいの高さにぶらさがってて耳にちょうど音が入りやすかったからかなと思ってて、たぶん2階は9列以降がよさそうかなと。
前2階A席にしたら音が頭の上をすり抜けていく感じですごく物足りなかったので、今後はB席にしよう。

オケは見えた感じでは
バイオリン系の弦3本、ラッパホーンフルート、エレピ3人、打楽器2人、ベースかギター。
たしかにいろんな楽器補ってくれますけどエレピ3人は多すぎでは…音の厚みも機械的になるし無機質感にちらほら気づくオケ演奏。
せめて1台くらいグランドピアノとか、音質の良いピアノも用意してほしかった。

幕開けはSeasons Of Love。
優等生的でダイナミックさとか驚きは感じなかったけど、しっかり歌われていた感じ。
低音がけっこうしっかり聴こえるのでだれ?ロベール?と思ったらマイケルだった。
低音もがっつり出ますなぁ。

楽しそうなGood Morning。
雨に唄えばの曲のようだけど、この日初見。
ローラ、マイケル、アンディが可愛く優雅に歌唱。

続いてロベールのMan Of La Mancha。
なんかすごい迫力感じつつも、少し型にはまった感も強め。
歌いこんじゃってるのかな?

そしてジュヌヴィエーヴのMemory。
キャッツ観たことないけどたぶん1度下げくらい?原キーではない音で歌ってた。
少し声が強めだけれど、自分事として歌っている感じが素敵だった。
歌い上げはほんとにラスサビのみだったのが、誰かの模倣とかでなく良かった。

On The Street Where You Live、マイフェアレディの曲らしい。
アンディとマイケル、どっちが歌ってたっけ?失念。

Music Of The Nightはロベールのおハコ。
少しかたくて聴きづらい声のとき、ソフトに歌うところは少し年齢を感じる声のとき、それぞれあった。
でも基本耳なじみ良くて、後半フランス語で歌ってたのがとても良かった!
フランス語とミュージカル、軽やかにしたいときやささやくようにしたいときは良いかも。
逆にべったりどっしり聴かせたいときは音数の少な目な日本語が良いかも(ウィーン系観てるとそう思う)。

As Long As You're Mine、ローラとアンディで。
今までみたどのAs Long As~よりもドラマチックに感じた!
影のあるウィキッドのストーリーよりも、洋画でロマンチックに展開されるラブストーリーの一部という感じ。
二人とも声が陽な感じだからかな。
アンディはノーマークだったけど、声はっきりしてるし成熟し過ぎてない若々しい高めの声音でいいなぁ、ということがわかったのは嬉しい収穫。

Love Changes Everything、海宝さんも歌ってたな。
マイケルの声と合っていて、余裕の歌唱っぷり。
すこーし高音寄りの音もあるけど、ばっちりあたってて安心。
余裕すぎて、なんなら6割くらいの力で歌ってそう。

Beauty and the Beastはロベールとジュヌヴィエーヴのカナダ組が。
ロベールは実際ジュヌヴィエーヴの歌の先生だそうで、この組み合わせがとても良い!
ロベールは若返ったように聴こえるし、ジュヌヴィエーヴはロベールに寄った大人な感じに聴こえるし。
この曲、人によってはただの歌謡ショーみたいに見えることも多いけど、とてもしっとりな上品な仕上がりで大満足。

All that mattersは、Finding Neverlandオリジナルキャスト、ローラが。
泣いた、これはとにかく曲が好きで、メロディも好き。
ローラはそんなに母感強くないと思うんだけど、それがまた「母親になっている最中の女性」という印象があって、母親であり女性である意思の確かさを、しなやかでやわらかめな声で絶妙に歌う。
2番はオケ(というかエレピ)のユニゾンがやたら大きくなったのかローラの声が小さいのか、少し声負けしてるように聴こえた。

Sunrise Sunset、屋根の上のヴァイオリン弾きから5人で歌唱。
屋根の~は観たことないのだけど、良い曲多そうな予感?
そして定番のI Got Rhythmで1部終了。

2部はLet It Goからスタート。
ローラ、この曲が大好きだからか?すごく力入ってた。
高音の切り替えどっちでいこうか若干迷ってた感あるものの、ラスサビは堂々の地声でさすが。
オケはエレピ多用だったかも。

Pure Imagination、チャーリーとチョコレート工場のナンバー。
これも美女と野獣と同じくジュヌヴィエーヴとロベール。
チャーリー~の曲だからてっきりポップでファニーな曲かと思ったら大人っぽい曲だった。

春のめざめからLeft Behind、マイケルとアンディのペアで。
この曲知らないし起伏の少ない曲だけど、鬱々とした感じがあって、ある意味今回のナンバーの中で最も「作品を観ている」イメージに近かった気がした。
マイケルは青年のぼんやりとした感覚、アンディは若い焦燥感のような感覚をもって歌ってみえた。

今年はオーブでエビータやるからということで、そこから2曲、まずBuenos Aires。
ローラってこういうのも歌えるんだ!
押し押し歌唱だったので緩急をつけてくれるとより好みだけど、力強く南米の女で楽しかった。
ただローラは良かったのに、最後オケが3回くらいずれていておかしな感じになっていた。

続いてジュヌヴィエーヴによるDon't Cry for me Argentina。
彼女は時々歌に節があって、それが泣かせの声みたいに聴こえることがある。
誰かの声に似てるけど誰だっけねと考えてたら、レイチェルタッカーっぽい気がした。
クルーズシンガーだったせいか演じより歌寄りで、コンサートではそれがちょうど良く聴こえた。

メリーポピンズもやるからと、Chim Chim Cher-eeをみんなで。
このあと持ち歌ゾーン。

マイケルのOut Thereは、圧巻。
今まですごい余裕あったんだなってくらい、これは本領発揮した感じ。
音源ほどの純真無垢さはないけど、そのぶん諦めや苦悩が声にたくさんのってた感じ。
それがラストにかけて気持ちが広がっていって、高らかに放出されるのを生で聴けたのは感動的だった。
ちなみに暗転後はカジモドステップ(体を曲げてひょこひょこ)ではけてった。

Shall We DanceとHello Young Loversは、ローラの当たり役と思った(アンナ役)!
The King and I自体は、シドニーに行ったときやってたけど観てはいないのでイメージでしかないけど。
クラシカルでロイヤルな感じがとても優雅な曲で、彼女のやわらかい声に合ってた。

Empty Chairs and Empty Tables、アンディのマリウスもなかなか良かった。
声がスコーン系と通るので少しアイドル感もあるけど、大サビではやはり涙。
もっと悲壮感とか無力感とかぶつけてきてくれたらもっと心動いたかもしれないけど、今度はこちらの気持ちが大ダメージ受けそうだからある意味助かった。笑

ジュヌヴィエーヴによるI Dreamed A Dreamedは、「久しぶりに感動したI Dreamed A Dream」だった。
彼女にとっての思い入れゆえか、すごく入り込んでた。
この曲ってただ怒りに任せて歌われるのもしっくりこないし、悲しさだけを全面に出されるのもしっくりこない。
彼女は曲中での気持ちの変化がちゃんとあって、最後には悲しみも怒りも空虚さも織り混ぜて歌にしてた。
やはり泣かせの声がどこかにあって、涙。

ロベールのWhat Have I Done、バルジャンの独白は、たしか前回もやってた。
これを観ると日本のバルジャンは歌唱力物足りなすぎるなぁと思う(YouTubeでみた範囲では)。
独白はこれくらい迫真と迫力でもって客席を圧倒してくれないとね。
こちらもフランス語で歌っていて、彼の力量ゆえか、フランス語特有の気品よりもちゃんとバルジャンの激情が前に出てた。

本編ラスト、アンコールともに知らない曲だったので、失礼ながらそちらは割愛。笑
タイトルにもしたけど、今回の5人はそれぞれの声の個性がとてもバランス良かった。

ローラ:やわらかで高音もノンストレスな声
ジュヌヴィエーヴ:芯がありつつもしなやかな声
ロベール:落ち着きと威厳のある声
マイケル:いろんな感情を内側にもっているようなマチュアな声
アンディ:若さとハリのあるストレートな声

声はいいんだけど音外すとか我の強さが出ちゃうとか、そういうこともなく、歌の技量をもって曲を丁寧に歌う人が多くて、すごくいいもの観たなという気持ち。
新年一発目から素敵なコンサートで幸せ。

1度で受け取りきるのは難しい:ポストマン12/24ソワレ

なんだかマイナスに見えるタイトルだけど、マイナスなことを言いたいわけじゃなくて。
脚本なのか、音楽なのか、3人それぞれの歌と演技なのか、それとも私の個人的な問題か。
どこに起因するのかわからないけど、この日1度観ただけの私には作品の魅力の半分以下しか受け取りきれなかった気がして惜しい気持ちってこと。
もっと前向きなタイトルつけたかったけど、直後の最初の率直な感想がこれだった。

ミュージカル ポストマン、初演と再演があり、今回は再再演とのこと。
キャスト4人、オケ4人ととても少ない人数(裏方さん除く)で懸命につくられた、「つくりこまれた」というよりは「ハンドメイド感」を感じる作品だったかな。
いつもは「あらすじはよそでどうぞ」と丸投げなのだけど、あまりオフィシャルな「よそ」がなさそうなので簡単に。
※思いっきりネタバレあり、1回観た記憶だけで書いてるので正しくないところもあるはず※

==========
【キャスト】
眞人、マルコ:海宝直人
英二、パオロ:上山竜治
美月、ソフィア:小南満佑子
少女:井出柚花

時間軸は2つ、現世@日本と、前世@100年前(たぶん)のギリシャのとある島。
現世で若手(たぶん)絵描きの眞人は夢だった仕事をしているのに、自分の描きたいものが見つからない・描けないことに苦悩している。
そんなとき(日本のどこかの)島の教会に絵を描いてほしいと島の村長の知人である英二から頼まれ、赴いたその島で美月という女性に会い、彼女を描きたい衝動に自分でも驚く。

眞人の持っていたオルゴールのメロディが英二や美月の島特有のものだったり、美月の行ってきたギリシャの島の教会の絵の話だったりから現世と前世をリンクさせて、二幕では前世の話に。

マルコはお金のない漁師で、漁に出ては病弱な友人であり郵便配達人であるパオロの薬代を稼いでいる。
ソフィアとは相思相愛でプロポーズすることを決めるが、パオロは過去に自分も身分違いの恋をし恋人を失ったトラウマから反対。
マルコはプロポーズの指輪の代わりに教会にソフィアの絵を描いていたが、完成間近でソフィアは島を出ることに。
ソフィアはマルコに「迎えに来て」と手紙を出すも、配達人であるパオロは自身の判断で別れの手紙と告げてしまう(マルコは字が読めない設定)。

ソフィアとの別れで悲しみにくれるマルコ、しかしパオロの体調が思わしくないためさらに稼がなくてはと漁に出る。
入れ違いでソフィアが一人島に戻ってきてマルコを待っていたが、悪天候によりマルコは帰らぬ人に。
ソフィアはそれでもマルコを思い暮らしたであろうことが示唆される。
過ちを悔やむ余命短いパオロは、島の少女から亡き父への手紙を預かるとともに、マルコにも手紙の真実を伝えようと語り二幕が終わる。

美月の絵を描いていて眠ってしまっていた眞人は、手紙…?と呟いて目覚める。
美月の絵を書き上げてしまったら自分の夢がまたなくなるのではと不安になった眞人は島を出ようとするが、「大事なものならばなくならず続いていくはず」と英二に諭される(ギリシャに残る教会の絵の写真も見せながら)。
眞人は美月のもとへ戻り最後まで絵を描かせてほしいと伝え、この先へのそれぞれの希望を感じるような音楽と照明とともに三幕の幕が下りる。
==========

眞人・マルコの海宝さん、今回もほんとに素晴らしい歌を聴かせていただいてありがとうございます!と思った。
音圧がすごいと思うときでも点ではなく面で押してくる感じで、音の鋭さだけで済まそうとしたらきっとうるさくなってしまいそうな声もこの人にかかれば立派な迫力として出力される。
なんだろう…まろやか?しなやか?な声。
揺らし加減が絶妙で、弦楽器のような品の良さ、でも金管みたいな華やかさもあるような。

眞人とマルコでは、眞人のほうが個人的にはしっくり。
まっすぐで情熱的なマルコにもとても説得力があったけど、眞人のほうがリアリティがあったからかな。
あとはマルコのナンバーは熱量がすごいので、小さいハコ(今回は時事通信ホール)に合ってないような気がしたせいもあるかも。
というかありがたいことにとても前の方の席で観たので、近すぎて圧倒され過ぎたのかも。
だからこそ、ソフィアを思う涙も、眞人衣装でなぜかひとつだけボタンがスキップされてる(笑)のも見えたけど。

それから、マルコの「この世の人でない感」出すのうまかった、どうやって出してるんだあのオーラ。
そういうトリッキーなまでに感じる演技力の一方で、細かいところもおろそかにしない丁寧な動作もあった。
たとえば、描いた絵をスキャンしてるときにはみ出した紙をもう一度挟み直すところとか。
あそこはスキャンしてることが伝わればいいのだと思ったけど、「スキャンとして正しくない(絵が斜めになる)」と考えてさりげなくやり直したのかなと思った。
あと冒頭もすごく寝起き感が出てて、冬の朝感すごかった。

英二・パオロの上山さん、やさしいお声だったな~。
いい声だなって思うときは何か別のものにたとえてその良さを伝えたくなる性分なのだけど、彼の声は例えようもなく人の声。
ナチュラルに話す声や話し方が素敵で、逆に歌うとその声の魅力が少し隠れてしまうような気さえした。
どうしても力が入ってそのナチュラルさが損なわれるというか。

英二・パオロのキャラクターに話を戻すと、人に慕われるだろうなっていう説得力があった。
上山さんもパウロより英二のほうがリアリティーあってしっくりきたかな。
ちょっと風変わりな男性という役だけど、適度なユーモラスを散りばめながら演じられてた印象。
あと英二が穏やかで愛のことをぼんやりとでも意識している伏線があったから、ある意味ポストマン=タイトルロールとして締めるとこ締めてくれたようにも思う。

歌は…海宝さんがうますぎるからなあ。
いい声なのだけど、音量・音程ともに少し応援したくなる感じだった。
三重唱になると海宝さん>小南さん≧上山さんってバランスで、度々聴きづらいところも。
でもほんと、この方はしかるべき演技をしてくださったので、初見でもちゃんとエッセンスが飲み込めてありがたかった。
二幕最後、背を向けていたところから振り返ると泣いてたようで、ほんとに鼻声みたいになっていて、それも良かった。

美月・ソフィアの小南さんかなり元気な印象、とてもお若そうで、お肌ぷりぷりのつやつや。
良くも悪くも、他のお二人ほど声に対する印象はあまり強く浮かんでこなくて、聴きやすい声だったかな。
彼女は、美月よりもソフィアにしっくりきた。
親の意向を気にしてばかりの少女から、マルコに出会ったことで凛とした筋の通った女性になる様が素敵だった。

演技というか表情が今風なものが多くて、そのあたりは個人的にはあまり好きになれなかったけど、演出の指示かしらオリジナルかしら。
たとえば、マルコに会えて夢じゃないかと頬をつねる、嬉しいときに口角だけでなく唇全体を持ち上げる、など。

歌は、音がかなりいったりきたりするから、難しそうだなって思った。
他の人もそうなんだけど、女性は音域高いところへ急に上がったりするところも多かったし。
上がりきらないまま数小節歌ってるところは頑張って!と思ったけど、マルコの絵を見て背を向けて歌ってるときに泣いてたみたいで最後声が出なくなってて、そこは逆に良かった。
絵といえば、カーテン越しにソフィアが微笑んでて、それがマルコが教会にソフィアの絵を描いてる様を表しているところ、素敵だったし可愛かった。

あとハプニングで、舞台装置?にスカートがくっついちゃったようなシーンがあって。
海宝さんと「くっついちゃったね」「ちょっと待っててね今すぐ行くからね」とそのままのテンションでアドリブしていたの可愛かった。
美月は出番が少なめだし人柄があまりよく見えなくて、他の人だとどうなるんだろう?っていう疑問というか興味はわいた。

少女の井出柚花ちゃん。
いっちばん最初にオルゴールのメロディ歌うとき、「この世のものでない」感を出すためかほとんど歌詞が聴こえなかったので心配したけど、杞憂だった。
この子だけは現世も前世も同一人物として出てくるんだよね。
違和感少なく、でも溶け込むでもなく、少し不思議な立ち位置として効果的に存在してくれた気がする。

ストーリーについては正直あまり好きなタイプのものではないし、突っ込もうと思えば突っ込めるところもあると思う。
(実際、一緒に行った子とは「あそこが変」「ここはおかしい」とそこそこ盛り上がってしまった。)
でも、これは1回しか観てないからかもしれなくて、他の作品だって突っ込みどころあっても何回か観るうちに気にならなくなったりするから、なんとも。


今年のお正月に初めて海宝さん@ノートルダムを観て。
「(海外ミュージカルはたまに観てたけど)日本にもこんなに素晴らしい人がいるんだ!」と衝撃を受けてそろそろ1年。
同じように素晴らしい人が他にもいるのではと、今年は毎月何かしらのミュージカルを観に行ってた。
もちろん素敵な歌声に何回も出会えて嬉しかったけど、海宝さんご本人のノートルダム以外の公演も含め、「お正月のノートルダム」が2017年最も忘れたくない公演かな。

今年はノートルダムで観劇初め、ポストマンで観劇納め。
2017年のスタートもエンディングも海宝さんの関わる作品だったので、今年は間違いなく海宝さんイヤーでした。
いろんな作品や素敵な歌を歌う人たちを知るきっかけをいただいたこと、感謝だなぁと思います。

月並みだけど、とにかく豪華だった:4Stars 12/24マチネ

パティーナミラーが出演キャンセルということで完全に見送ってたんだけど、プロモ動画のI Could Have Danced All Nightを見たら、なんかやっぱり行かなきゃと思って行ってしまった。
今回の出演は、シンシア・エリヴォ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、城田優
このときあまり体調良くなかったのでとてもかいつまんで書く。


『4Stars 2017』 舞台映像


・Corner of the Sky
ピピンでは2番目に好きなナンバー(1番はMorning Glow)!
てっきり城田ラミンで歌うのかと思ってたら、4人それぞれ歌うという贅沢仕様。
歌い出し直前に「僕たちと愛を探す旅に出ましょう」という城田さんMCが入った以外、本編アンコールともにMC無し。

・Part of Your Word
リトルマーメイドの大好きなナンバーを大好きなシエラの声で。
ただしショート版だったので少し不満。

・Neverland
ラミンは散々YouTubeで聴いてたけど生は初めて。
思った以上に声の輪郭が強くて、この曲に関してはもう少しでマイルドに歌ってほしいところ。

・The Color Purple
シンシアをメインに、とてもハーモニー豊かに。
ビヨンセとかもそうだけど、ブラックミュージックの人たちって声というか歌い方というか少し似てるなと思った。
シンシアも延長線上にいる気がする。

・闇が広がる
これが、みんな大好きエリザベートの中の1曲なのね(観たことない)。
城田ラミンで、ものすごい迫力だった。
日本語だと音数が少ない分べったりどっしり感が強くなるのかも?

・Something there
ベルのような強くて凛としたプリンセス感はさほどだけど、恋するプリンセス感は素晴らしいシエラ。

・Empty Chairs at Empty Tables
これも個人的にはラミンの声は強すぎたかな…。

・私だけに
シエラのこれはすごく楽しみだったし、実際やっぱり素敵だった。
ショート版だったけど、日本版のYouTubeたくさん観た中のどれよりも音楽的に魅力的な「私だけに」だった。

・J'ai Peur
とにかく「ぼくはこわい」という歌詞を何度も歌う歌というのは覚えてる。
城田さん、こういう苦悩してる曲を歌うのがハマる感じがする。
演技寄りの「歌」じゃなくて、歌寄りの「演技」みたいな歌い方。

・Aimer
城田シエラで、これも日本版YouTubeではなかなかお目にかかれないクオリティ。
このレベルで聴けるならロミジュリ観てみてもいいかな…?

・I Could Have Danced All Night
なんだかんだいこうかなーというきっけになった曲。
男声と女声の分かれ方がマッチしていてゴージャス。

・Everyday Princess
シンシアの声がとってもキュートだった2幕オープニング。

・Unusual Way
いいと思ったメモに残してたのに思い出せない①、歌ってたのはシエラ。

・Easy as Life
いいと思ったメモに残してたのに思い出せない②、歌ってたのはシンシア。

・Kiss of the Spider Woman
あやしい雰囲気と、押しの強いラミンの声が合ってた。

・Wishing You Were Somehow Here Again
・Music of the Night
・Bring Him Home
シエラ、ラミンのオハコはやはり素晴らしい。
特にシエラのソフトで可憐な声が好き。
ラミンもしっかり押し出す曲のときに特にその魅力が出ると思う。

・I'm Here
これを聴くために来たような気がしてくる。
大丈夫そうかなと思ってたのにラスト3音「And」「I'm」「Here」で突如涙腺崩壊して自分でもびっくりした。
あの3音にこめられてるパッションすごい。
そして個人的に「But most of all」のとこの切なさ感じる声も好き。

・Anthem
あまり詳しく知らないけど、すごい壮大なナンバー。
聴いたことある気がするのはいろんなところで実は流れてるからかな。

アンコールはシエラメインでWhere Did the Rock Go、シンシアメインでTake Me to Heaven。
女性陣ハイヒールからスニーカーに履き替えて弾けて楽しそうだった。


みんな音程ははずさないし選曲も良いんだけど、ちょっと詰まりすぎ?余韻がない?というのが少し個人的に盛り上がらなかったところ。
感動したいときに浸らせてくれないというか。
まああとは3階席で遠かったこと、自分が少し体調悪くて集中しきれなかったのもあるかも。
でも、やっぱり見逃せない企画だったと思うので、観ておいて良かった。