Impressive Sounds

素敵な歌声や音楽を求めて。

ハード、癒し系リラックス、スパイシー、どれもいい:Alice Lee

Heathers関連で。ヘザーたちの「キャラクターの中では」断トツで私は好きになれないのがHeather Duke。ちなみにキャラクターカラーは緑。そのデュークを演じてたのがAlice Lee。

でもキャラクターと彼女そのものとはまた別の話かもと思って動画を漁ってみたら、これまた素敵な声で歌ってるのに気づいたわけです。その振り幅がすごい、かつ、ミュージカルっぽすぎない歌唱がとっても素敵。日本の人とか時々いるけど、抑揚が深すぎるというか、声の揺らしにも限度あるよねって思うことあるので。


Shine A Light (Reprise) - Heathers: The Musical +LYRICS

まずはHeathersの中から一曲、Shine A Light(reprise)。これリプライズじゃないほうでは「不安で仕方ない気持ちを表に出そう!そしたら痛みはなくなるよ!さあ照らそう!」みたいな感じでいじめ撃退ソング的にフレミング先生と生徒たちが歌うやつ。ハッピーソング的位置付け。

それがリプライズでは、デュークがハードボイスでマクナマラに自殺を迫るというだいぶブラックな一曲に。shineとwhine、全然違う意味なのに韻踏んでるのもナイスだし、個人的にはdeserve to liveとsedativeの韻が超ハマりがいい。リプライズの出だしではまだロック味ある可愛い声にも聴こえるんだけど、there's no santa clauseあたりからのドスのきいたアリスのハードボイスがかっこいいわぁ。


RIPTIDE with Alice Lee

お次、アリスはYouTuberでもあるのかな?Alice Jってチャンネル持ってるみたいで、その中から一曲。ウクレレのリラックスした音にあわせて、自在に脱力して歌うのがいいよね。音と音の間をシームレスにやわらかくつなげてるのがとっても耳に心地よい。それでいて音階はピタッとあててきてるから、高音もストレスフリー。


Welcome to Alice's "Candy Store"

最後にもひとつ、HeathersのCandy Storeセルフカバー。前に書いたとおり、この曲はアイドルっぽさと少しセクシーさも出したダンスとの相乗効果が最高。でもこのカバーはしぶくてスパイシーで、また別の良さがあるなぁと思った。ラスサビにあたるところがwow wow~がいっぱいなアレンジなんで、そこもふつうに歌ってほしいくらい(笑)、もっともっと聴きたいカバーだわ。

Wikipediaによれば、彼女はコリアンアメリカンらしい。童顔で丸みのある顔が可愛らしいので、コリアン系とはちょっと意外。どっちかというと日本とかチャイニーズっぽい感じがする。

Heathers3人組の中では、今でもBeautifulやMamma Mia!の映画に出てるジェシカ、最近どうしてるかよくわからないけどBring It Onとかにも出てたエルたちよりは、アリスはミュージカル外がどちらかというとメインフィールドなのかな。

劇中の役ではデュークしか知らないからかもだけど、演じてるとこより歌ってるとこにより多くの魅力を感じるので、なんとなくそんな気がする。もちろん演技がイマイチって意味じゃなくて、歌が素敵って意味で!